こんな悩みを解決できる記事になっています!
私は未経験からエンジニアに転職する際に、今回紹介するGitHubのポートフォリオのコツを実践したことで、転職に成功することができました。
この記事を読み終えることで、「GitHubが必要な理由」や「GitHubでポートフォリオを作るコツ」を理解することができます。
記事の前半では「GitHubが重要な理由」を解説しつつ、記事の後半では「GitHubでポートフォリオを作るコツ」や注意点を具体的に解説していきますのでじっくり読んでいってくださいね!
それではいきましょう!
GitHubとは?【Gitについても解説】
GitHubとは、ソースコードをクラウド上で管理できるWebサービスです。
もう少し噛み砕くと、Gitを軸にした開発を支援するWebサービスといった方がしっくりきますね!
GitHubの役割
GitHubの役割はリモートリポジトリ(ソースコードの保管場所)を提供してくれるところです。
このリモートリポジトリは、Gitと連携してソースコードをリモートリポジトリにアップロードします。
なので、GitHubを利用するときは、Gitも合わせて習得する必要があります!
Gitとは?
Gitを一言で言うとバージョン管理システムと言います。
Gitでできる事を挙げるなら、過去のデータにアクセスしたり復元したりする事ができます。
例えば、ソースコードを編集してバグってしまった場合、Gitを利用していればバグる前の状態に簡単に戻す事ができます。
他にもメリットはたくさんありますが、こういった便利な機能が豊富な理由から、多くの開発現場で利用されていますね!
Githubにポートフォリオを作る理由
エンジニアの転職活動において履歴書と職務経歴書に加えて「GitHub」のアカウントが提出が必須になりつつあります。
なぜなら、開発現場ではGitHubを必ずといって良いほど利用するため応募資格にGitHubアカウントが必要になる事があります。
つまりアカウントがないと不採用になることもあるということですね…
GitHubのアカウント作成方法は以下で記事で解説しておりますので、
まだアカウントを作っていない方はチェックしてください!

GitHubにポートフォリオを公開する手順を紹介
ここからは、具体的にGitHubにポートフォリオを公開する手順を紹介していきます!
- STEP1:リモートリポジトリを作成する
- STEP2:ローカルでREADMEを作成する
- STEP3:Gitでリモートリポジトリにプッシュする
STEP1:リモートリポジトリを作成
まず初めにGitHub上にリモートリポジトリを作成していきます。
リモートリポジトリはこちらから作成できます。
リポジトリ名の入力と「Public」にチェックをつけて「Create repository」をクリックすると作成できます。

STEP2:ローカルでREADMEを作成
プロジェクトの直下にREADMEを作成していきます。

STEP3:作成したREADMEをPush
GitHub上にアップロードする際に利用するコマンドはこちらです!
- git init
- git remote add
- git add .
- git commit -m “コミットメッセージ”
- git push origin “リポジトリ名”
まず初めに、git initでリポジトリを初期化していきます。
git init
続いて、接続するリポジトリを指定します。
git remote add origin http://xxxxxx.xxx/xxxx
作成したREADEMをステージングしていきます。
git add .
READMEをコミットします。
git commit -m "readme init"
最後にプッシュして完了です!
git push origin master
GitHubで評価されるポートフォリオを作るコツ2選
GitHubを利用するだけでなく、次の事を意識することでプラス評価されやすくなります!
- README.mdを充実させる
- GitHubに毎日アップロードをする
それぞれ解説していきますね!
README.mdを充実させる
READMEとは簡単に言うとシステムの説明書の事です。
具体的に以下の項目を載せるとREADMEを充実させる事ができますので参考にしてくださいね!
- ポートフォリオの概要
- 作品URL
- 使用技術
- 機能の一覧
- インフラ構成図(あれば)
- ER図(あれば)
ポートフォリオの概要
まずポートフォリオの概要を書きましょう。
理由は、概要を記載することで企業側が操作する前にどんなポートフォリオなのか認識する事ができるからです。
一つ例具体例を挙げるなら、そのポートフォリオを使うことで「解決できる問題」を記述すると良いですね!
作品URL
実際に公開されているポートフォリオのURLも乗せましょう。
なぜなら、GitHubから作品に動線を作ることでストレスをかけることなくポートフォリオのURLにたどりつけます。
細かいですがこういった気遣いが非常に重要になりますので、URLは載せるようにしましょうね!
使用技術
そのポートフォリオを作る時に利用した技術を箇条書きにまとめましょう。
理由は一つ、企業側にどんな技術を扱えるかアピールするためですね!
使用技術を記述する際には、箇条書きで「言語」「インフラ周り」「利用したソフトウェア」「開発環境」を記述すると良いですね!
実際に使用技術をまとめた記述方法を以下にまとめましたので是非参考にしてください。
- PHP 8.2.12
- Laravel 10.x
- MySQL 8.0
- Nginx
- AWS
- VPC
- EC2
- RDS
- Route53
- Docker
- PHPUnit
機能の一覧
主にバックエンド側の機能を記述しましょう。
なぜなら、企業側は細かいバックエンド処理まで細かくみる事ができないからですね。
こちらも、以下に箇条書きの例をまとめました。
ぜひ参考にしてくださいな!
- ユーザーログイン機能
- 投稿機能
- 決済機能(GMO)
- お気に入り機能(Ajax)
- 無限スクロール(Ajax)
- フォロー機能(Ajax)
インフラ構成図(あれば)
AWSなどのクラウドサービスでインフラ基板を構築した場合、構成図を作る事をおすすめします!
なぜなら、インフラ構成もユーザーから目に見えないところなので知る可視化することで、企業側にアピールする事ができます。
画像の構成図は、「draw.io」と言うサービスで作る事ができますので是非使ってみてくださいね!
構成図以外にも、ER図なども書く事ができますのでかなりおすすめなツールとなっております。

ER図(あれば)
データベース利用している場合、ER図も記述しましょう!
理由は一つ、データベースのリレーション関係を可視化することでデータベースの知見をアピールする事ができるからです。
また、エンジニアに転職を成功した人の多くは、ER図を記述されておりました。
なので成功法としてER図は記述する事をおすすめします!

GitHubに毎日アップロードをする
GitHubを毎日使うことで、企業側に勉強意欲を伝える事ができます。
なぜなら、GitHubにソースコードをPushすることで、GitHubに行動履歴が記録されるからです。
行動履歴を「草を生やす」ともいったりします。

わかりやすくいうと、日頃どれぐらいの頻度でPushしているのかわかるため、毎日コーディングしているのか確認する事ができます。
特に未経験者の場合、勉強意欲は採用基準に大きく影響しますので前述でもお伝えしたとおり、GitHubはどんどん使い倒しちゃいましょう!
GitHubにアップロードする際に注意すべきこと2つ
GitHub上にポートフォリオを作成する時に、注意するべきことも触れておきます。
これをやってしまうと、不正アクセスや案件先とのトラブルになる可能性がありますので、以下の2つにだけは注意してください。
- 業務で作成したコードの公開はNG
- セキュリティに注意する
案件で作成したコードの公開はNG
案件で受けたソースコードをGitHub上に公開するのはやめてください。
理由は一つ、案件で受けたソースコードは自分の所有物ではないからです。
情報が漏洩した場合、訴訟問題が起きることもありますので、どうしてもポートフォリオとして利用したい場合は、一般ユーザーに見せれる部分のみ共有しましょう。
GitHubにポートフォリオを公開した後にやる事
ここまで聞いて、「ポートフォリオを公開後何をすればいいの?」といった疑問もあるはず、
なので最後にGitHubにポートフォリオを公開後にやるべき事も触れていきます!
- GitHubに草を生やす
- レジュメ書類にGitHubのURLを貼る
- エージェントにフィードバックをもらう
GitHubに草を生やす
先ほどもお伝えしたとおり、GitHubを利用して積極的にポートフォリオを運用していきましょう。
理由は、運用していくことで差別化となるユーザの獲得も狙えますし、草を生やすことで勉強の意欲をアピールする事ができるからです。
ポートフォリオを作って終わりではなく、こまめにアップデートしていきましょうね!
レジュメ書類にGitHubのURLを貼る
履歴書や職務経歴書にGitHubのURLを貼る事を忘れずに!
よく、GitHubのURLを貼り忘れている方を見かけますがこれは非常にもったいない事です。
なぜなら、せっかくGitHubを充実させても企業側にアカウントを知ってもらえないと意味がないからですね。
繰り返しになりますが、レジュメ書類には必ずURLを載せる様にしましょう!
エージェントにフィードバックをもらう
作成したレジュメ書類やポートフォリオの質を高めていくにも、フィードバックをもらう必要があります。
特にItを専門領域としたエージェントに相談するのがおすすめです。
なぜなら、エージェントは求職者が転職すると報酬がもらえる仕組みの為、内定までのプロセスで必要となる、レジュメ書類の添削などはプロ中のプロだからです。
以下が私のおすすめのITに特化したエージェントです。
まずは、ポートフォリオのフィードバックをもらいレジュメ書類の質を高めていきましょうね!
まとめ:GitHubを使う癖をつける
エンジニアの転職活動では、GitHub必須になります。
ポートフォリオを作る際には、併せてGithubも充実させましょうね!
また、エンジニアに未経験から転職に成功させたポートフォリオの例も紹介しておりますので、是非こちらもチェックしてください!

コメント